いちのりの資産運用日記

積立投資しながら大暴落を待ち望むオトコの投資人生

米国株関連ニュース【リチウムバッテリーメーカーを今から狙い撃ち?】

マスク氏のリチウム増産アピール、解決策ならず

 

――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」


 リチウムを新たな石油というのであれば、ブレントやウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)といった広く取引されている原油先物指標を超えるような優れた答えが必要となる。

 原油価格の上昇は、電気自動車(EV)電池の原料となるリチウム価格と比べると緩やかだ。価格調査機関ファストマーケッツのデータによると、このところ一服感がみられるものの、炭酸リチウムと水酸化リチウムの現物価格はこの10年で5倍余りに跳ね上がっている。自動車メーカー各社は大規模なEV計画を立てているが、大きな需要の波は供給の遅れに跳ね返されている。

 とはいえ、リチウム価格の上昇はそれほど広く注目されていない。大半の人がいまだにガソリン車に乗っているということばかりが原因ではない。リチウムの現物は取引所でほとんど取引されておらず、EV価格には遅れて反映される。短期的には消費者をインフレからある程度守ることにはなるが、納車待ちの長いリストはEVメーカーが何カ月も先の原料費を予想して織り込む必要のあることを意味する。テスラは先週、最大6000ドル(約80万円)の値上げを発表した。

 非効率的なリチウムの価格設定は重大な代償をもたらす。生産者が追加で供給する意欲を損ない、他分野の投資家を混乱させる。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はリチウム増産を訴えているが、本当に必要なのは、供給を需要と一致させる上でもっと良い仕事をしてくれる適切な市場インフラだ。

 現在のリチウム市場では、供給元と電池メーカーは足元の現物価格をはるかに下回るほぼ固定された価格で取引するのが一般的となっている。そのような契約にはもっともな理由がある。バッテリーは信頼される原料を使用し、高品質でなければならない。アルベマールのような供給元は、コモディティー(商品)よりも「特殊化学」という言葉を好む。リチウムが取引所で大規模に取引される可能性はなさそうだ。

 だからといって、価格が変動しないわけではない。実際、異なる品質や契約量によって現物価格に上乗せしたり割り引いたりする取引がすでに増えている。ファストマーケッツで物価動向を分析するシニアマネジャーのピーター・ハンナ氏はそう指摘する。同氏が指摘するように、こうした動きは市場変動の当然の結果だ。買い手と売り手が価格を固定することにいつ合意できなくなってもおかしくないからだ。

 リチウム関連の先物市場は、米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)などの取り組みをよそに、まだ発展途上の段階にある。ただ、これは時間の問題かもしれない。自動車メーカーがリチウム供給元と直接、契約交渉するケースが増えており、現物価格によるリスクを回避しようとするだろう。十分な流動性があれば、現金決済の先物取引は逆に、リチウム価格の透明性を高める。これに関しては、投資家も一役買うことになる。ゴールドマン・サックスは5月29日付のメモでリチウムの強気相場の終わりを指摘し、健全な議論を呼んだ。しかし適切な先物市場がなければ、意見を交わすのはそう簡単なことではない。

 産業の金融化を巡ってはたたかれることもあるが、今回の場合は資本に流れるべき道筋を示す助けとなり得る。エネルギー転換には、はるかに多くのリチウム生産が必要となる。現物価格の上昇は正しいシグナルを送っているが、必要とされるほど明確でも先見性があるわけでもない。

 

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私見

各車メーカーや各国がガソリン車の販売・製造・走行の

規制を○○年にはっていうのを謳っているが

その時になったらキッチリ切り替わるんでしょうかね?

世界中で・・・

 

新興国なんかは普通にガソリン車を走らせてる

だろうからそれに応じた対応も必要かもしれない

 

EV車にはまだ乗ったことがないんですけど

今後死ぬまでには乗ることになるのかな?

それとも乗ることなく一生を終えるのかな?

 

EV車が数十年後、それが当たり前になるんであれば

いまからEV車メーカーやリチウムイオン電池

メーカーなどは買っておいた方がいいのかもね

 

おナスは個別株は買わないですけど

将来ナスダック100に電気自動車会社

だけでなくリチウムバッテリーのメーカーも

組み入れられているかもしれませんね

 

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