いちのりの資産運用日記

積立投資しながら大暴落を待ち望むオトコの投資人生

ナスダック100関連ニュース【1タイトルでハード買うかなぁ?】

マイクロソフトアクティビジョン買収の勘所は 

 

――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」


 米マイクロソフトが投資家を大もうけさせたいならば、アイデアがある。それはゲームソフト大手アクティビジョン・ブリザードを買収しても、アクティビジョンの人気ゲーム「コールオブデューティCoD)」をソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)」に提供し続けると公に約束することだ。

 アクティビジョンの買収を巡っては、マイクロソフトが最終的にCoDシリーズをどうするかという点に不透明感が漂っている。

 英競争市場局(CMA)は先頃、この750億ドル(約10兆円)規模の買収計画に対する調査を拡大すると表明した。CMAは、年間売上高で世界最大の独立系ゲーム会社と家庭用ゲーム機「Xboxエックスボックス)」を手掛けるマイクロソフトが一つになれば競争が阻害されかねないと主張。今月の発表文で、マイクロソフトが「アクティビジョン・ブリザードのゲームへのアクセスを拒否するか、はるかに悪い条件でアクセスを提供することで」他社に痛手を与えかねないことを主な懸念に挙げた。

 規制当局の精査は投資家をろうばいさせている。22日の株式市場でアクティビジョン株は上昇した。マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)がブルームバーグTVに、アクティビジョンの買収を完了できると「非常に自信がある」と語ったことが好感された。それでも、株価はマイクロソフトの買収条件である1株95ドルを19%下回る水準にある。買収計画が発表された日の終値に比べると13%安だ。マイクロソフトが買収を実施できるという派手なお墨付きを得た後でもだ。著名投資家ウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハザウェイは、今年前半にアクティビジョン株5400万株近くを取得し、保有比率を3倍余りに伸ばした。バフェット氏は、株価と買収予定額の差を目にし、個人的に承認したサヤ取り狙いの投資だとしている。

 マイクロソフトは現行の契約期間の後も数年にわたりCoDをPSに提供すると、ソニーに内々に約束したとされる。だが、マイクロソフトCoDをゆくゆくは自前のプラットフォームの独占コンテンツにするという懸念を払拭(ふっしょく)するには至っていない。調査会社NPDによると、CoDは米国市場でのゲーム機用ゲームの売れ筋番付で過去13年のうち11年でトップを飾るなど、業界で最もうまみのあるタイトルの一つに数えられる。

 昨年発売した「CoD ヴァンガード」はシリーズ史上最も評価が低く、売れ行きも鈍い。アクティビジョンは2月の当局への届け出で、この最新版の発売から6週間後に社内の長期目標を「下方修正」したことを明らかにした。

 アクティビジョンは同じ失敗を繰り返さないことに意欲を燃やしているようだ。先頃のインターネット上のイベントで、10月28日に発売する「CoD モダンウォーフェア2」を披露した。ジェフリーズのアンドリュー・ウェルクイッツ氏は「これまでで最も広がりのあるバージョンだ」と評価した。ビジブル・アルファのまとめによれば、アナリストらは10-12月期のCoDの販売数量について、「ヴァンガード」を発売した前年同期に比べて20%急増すると予測している。

 マイクロソフトは新ゲームの発売を、CoDの幅広い販売を維持するという一段と開放的で確かな約束をするチャンスにもできる。CoDを独占コンテンツにすれば、このところPSに後れを取っているXboxの追い風になるが、マイクロソフトは利幅の薄いゲーム機事業のてこ入れだけを目的としてアクティビジョンを買収するわけではない。CoDのような人気シリーズは会社にさまざまな方法で収入をもたらす。広く普及した基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」への依存を脱却し、クラウドコンピューティング大手に進化したマイクロソフトには、多彩な方法による収入モデルが見合っているといえる。

 例えば、センサータワーによると、2019年終盤に立ち上げられたCoDのモバイルゲームは1年半足らずでプレーヤーの総支出額が15億ドルを超えた。「フォートナイト」を人気にしたのと同じバトルロイヤル・モデルを採用したオンライン無償版「ウォーゾーン」もある。これらのバージョンは、CoDの収入基盤を多角化できるほどヒットした。ビジブル・アルファによれば、今では本家本元のタイトルがシリーズの総売上高に占める割合は3分の1超にとどまるようになった。

 

つまり、ゲームがサブスクリプション(継続課金)とクラウドに基づくサービスに進化する中でも、マイクロソフトにはCoDの流通経路を狭めるより広げておく方が得策だろう。CoDは明らかに、この分野でのマイクロソフトの呼び物だ。ソニーの「PSプラス」のような競合サービスに提供した場合でも、マイクロソフトにはライセンス料が入る。ソニーは宿敵に料金を払いたくはないだろうが、CoDへのアクセスを保つことにはそれだけの価値がある。Xboxのオーナーにも悪い話ではなさそうだ。

 

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私見

おナスはゲームをしなくなって久しくなるが(マネーゲーム除く)

CoDはyoutubeの動画で見たことがある。多分咄嗟の判断力が

著しく低いおナスはあっという間にやられてしまうだろうから

ゲームをプレイすることはないとは思うが、何十分で決着がつく

オンラインゲームは今後もゲームの主流になっていくんでしょうね

 

プレイステーションにも使用させて方がXboxだけで

しかプレイできない時と比べて良さそうに思えるが

Xboxを買わそうと思うのなら独占にした方がいいのかな?

ゲームは詳しくないのでよく分かりませんがCoDだけで

Xboxを買おうと思う層がどれくらいいるのかが

しっかりと皮算用出来た上でプレステには使用させない方が

得策と感じたのか率直に聞いてみたい。

 

まぁ、マイクロソフトの方々がそんな分かり切ったことを

見逃しているとは思えずXboxだけで独占使用させて方が

いいと思ってるんだとは思うけど。。。

 

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