いちのりの資産運用日記

積立投資しながら大暴落を待ち望むオトコの投資人生

ナスダック100関連ニュース【8/5決算発表情報】

まいど~ 『おナス』です。

 

怒涛の決算報告もひと段落。

8/5決算の4銘柄を報告していきます。

 

 

モンスタービバレッジ【MNST

【第2四半期】

売上高:16.6億ドル

純利益:2.734億ドル

1株利益:0.51ドル

 

モンスター・ビバレッジは米国の飲料メーカー持株会社。エネルギードリンクや非炭酸飲料などの製造、販売に従事。同社「モンスター」エネルギードリンクが主要ブランド名。その他、アイスティー、レモネード、ジュースなどの代替飲料、乳製品飲料、スポーツドリンク、水、ソーダなど各種取り扱う。本社はカリフォルニア州

 

 

バーテックス・ファーマシューティカルズ【VRTX

【第2四半期】

営業収益:22億ドル

1株利益:3.13ドル

調整後1株利益:3.60ドル

 

バーテックス・ファーマシューティカルズは米国のバイオ医薬品企業。低分子薬品の発見、開発、製造、商業化に従事する。主要医薬品にはC型肝炎ウイルス治療薬「INCIVEK」と、嚢胞性線維症治療薬「KALYDECO」の2種類がある。その他、自己免疫疾患やインフルエンザ治療用の医薬品の開発にも従事。本社はボストン。

 

 

スカイワークス・ソリューションズ【SWKS

【第3四半期】

営業収益:12.3億ドル

純利益:2.673億ドル

1株利益:1.66ドル

調整後1株利益:2.44ドル

 

スカイワークス・ソリューションズは米国のワイヤレス半導体メーカー。無線通信機器に用いる無線周波と、包括的半導体システムソリューションを設計、製造する。世界の携帯電話機メーカーとインフラ基盤メーカーに向けて、フロントエンドモジュール、無線周波サブシステム、システムソリューションなどを販売。

 

 

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アムジェン【AMGN

【第2四半期】

営業収益:66億ドル

純利益:13.2億ドル

1株利益:2.45ドル

調整後1株利益:4.65ドル

 

米バイオ医薬品大手アムジェンが発表した4-6月期(第2四半期)決算は、前年同期に実施した買収関連の減価償却で営業費用が減少し、大幅増益となった。

 

純利益は13億2000万ドル(前年同期は4億6400万ドル)、1株利益は2.45ドル(同0.81ドル)、調整後1利益は4.65ドル(同1.77ドル)、売上高は66億ドル(同65億ドル)売上高は市場予想を小幅ながら上回った一方、純利益は予想に届かなかった。ファクトセットがまとめたアナリスト予想の中央値は、売上高が65億ドル、純利益が24億ドルだった。

 

同社は前年同期に米バイオテクノロジー企業ファイブ・プライム・セラピューティクスを買収した。これに伴う仕掛かり研究開発費15億ドルを償却したことで営業費用が減少し、4-6月期の増益につながった。営業費用は44億ドル(同57億ドル)に減少した。アムジェンは4日、同業ケモセントリックスを現金37億ドルで買収することで合意した。

 

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ナスダック100関連ニュース【毎年同じ率で成長するわけないやん】

クラウド大手3社、莫大な設備投資は継続不可能

 

――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」

 

 先週相次いで発表された米ハイテク大手の四半期決算からは、依然としてクラウドサービスへの需要が旺盛なことが明らかになった。だが、それらのサービスを運営するハイテク大手は、現在の経済環境の中で、慎重に支出を監視していることも明らかになった。

 

 3大パブリッククラウドサービスのアマゾン・ドット・コムマイクロソフト、グーグルの親会社アルファベットはいずれも、4-6月期のクラウド部門の売上高が前年比で2桁の伸びという堅調ぶりを示した。各社の他分野事業での強さもあり、このことは3社の株価が決算発表後まずまずの上昇を果たすのに十分な材料となった。アマゾン、マイクロソフト、アルファベットの株価は、決算発表の翌日に平均で8%超上昇した。

 

 そのクラウド部門も、成長率は3社とも前四半期(1-3月期)比で減速。マイクロソフトとグーグルの場合は、市場予想を小幅ながら下回った。また、3社そろって支出を抑える策に出ており、雇用を減速するだけでなく、一部では人員削減も計画している。そのため、クラウドサービス用のデータセンター網構築などのための莫大(ばくだい)な資本支出は、決して聖域のようなものではない。

 

 その前兆は、先週の業績発表の内容で既に明らかになっている。アマゾン、マイクロソフト、グーグルの4-6月期の設備投資合計額の伸びは12%にとどまり、1-3月期の30%、前年同期の49%を下回った。もちろん、データセンターの新設は直線的に進むわけではなく、3社の各四半期の設備投資額はこれまでも時期によって差があった。だが、直近12カ月で見ても、3社の設備投資額は同じ傾向を示しており、今年6月までの12カ月は25%増と、前年同期(52%増)を下回っている。

 

 また、3社とも今四半期以降の支出計画については比較的慎重なトーンだ。アマゾンのブライアン・オルサフスキー最高財務責任者CFO)はテレビ会議での決算報告で、今年の設備投資額は「微増」との見通しを明らかにした。2021年は設備投資およびキャピタルリースによる取得設備が32%増と急増していた。マイクロソフトのエイミー・フードCFOは、7-9月期の設備投資は前期比で減少するとの見方を示し、自社のデータセンターで顧客が必要とする利用分の処理能力としては、「世界全体で適切な水準になっていると感じている」と説明した。

 

 アルファベットのルース・ポラットCFOからも注目すべき発言があった。ポラット氏は「われわれは、AI(人工知能)、検索、クラウドといった分野に投資を続けるが、節度ある、現在の環境に対応した形で行っていく」と述べている。モルガン・スタンレーのエリック・ウッドリング氏は1日付のリポートで、ポラット氏が過去6回の四半期決算会見でグーグルクラウドへの投資計画を説明するのに使っていた「積極的に」という言葉を使わなかったことを指摘している。グーグルの主なライバルであるフェイスブックは企業向けクラウドサービスを運営していないが、フェイスブックを運営するメタ・プラットフォームズはいわゆる「メタバース」を構築するため、自社ネットワークへの投資を大幅に増やしている。メタは先週、同社の中核事業である広告が大きな打撃を受けていることから、今年の設備投資額予想の下限を10億ドル(約1330億円)引き下げた。

 

 クラウドサービスへの設備投資について、ウッドリング氏は今年も堅調に推移すると予想している。だが、来年は大きく減速するとみており、その理由として、マクロ経済的要因と、クラウドプロバイダー大手が「3年連続でクラウドへの設備投資を加速させた後、その設備の消化期間に入る可能性がある」ことを挙げている。世界的な景気後退で他の市場からの需要も減退すれば、半導体メーカーなどの部品サプライヤーにとっては悪いタイミングとなる恐れもある。クラウド大手がどれくらいで設備投資分を消化するかが、胃が痛くなるような問題となる可能性がある。

 

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私見

前から色々なところで書いてますが、結局アナリストって

アナリストでしかないんですよね。拾えるデータを集めて

想像する。会社訪問してるのかもしれないがそこでの

インタビューから想像する。。。もしかしたら匿名の

情報提供があるのかもしれないが、そこから想像する。

 

それを元に予測を立てる。当たったら大々的に宣伝し、

ハズレたらそっと口をつぐむ。

 

クラウドの調子がいいのは誰もがわかる。

設備投資額が減っていると言ってるが

前年比の率で言えば同額でも率は減る。

 

それは売上でも利益でもそうだが毎年毎年

何十%も成長してる企業があるとして

数年なら規模が小さいのでありえるが、

それが数十年も続くことは基本ありえない

 

まさか昨年と同じもしくはそれ以上の

”率”で成長しなかったら成長鈍化か?

なんて言わないかとは思うけど文章で見たら

そんな感じで受けられる。

 

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おナスのSOXL投資 2022年8月1週

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まいど~ 『おナス』です。

 

宝くじ枠として買ったLABUとWEBLの

上昇がいい感じになっています。特にLABUは

先週金曜の弱い地合いでも+10%以上の上昇で

すでに買値の2.2倍くらい

 

ま、その分反対にもすぐに動くので上げに

一喜一憂してる場合でもないんでしょうけど

よい時に入れれたなぁと思います。

 

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今週の週足SOXLチャートです。

 

5週連続陽線!!

去年の10月半ばからの7週連続陽線以来の

陽線が継続しています。

 

綺麗な間隔で1本づつの実体の長さも

ほぼ同じような感じでまるで計画されている

かのような上げ相場ですがこれがいつ下り階段に

なるかがみんな戦々恐々としてそうですね、私も

 

出来高は先々週一旦落ちたんですが先週は

また回復してきています。

 

 

SOXLの月足チャートですが

 

いまのところ順調に上昇しています。

6月の始値くらいまで回復するのか後半失速して

先月の実体に食い込んでくるのかまだ

1週目が終わっただけなので分かりませんが

閑散時期でもあるのでちょっとしたきっかけで

大きく下がる可能性もありそうですね

 

来週あたりのCPIくらいが波乱日かな?

 

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現在のSOXL投資の経過は、

保有数:670株

平均単価:20.25ドル

週末価格:21.35ドル

損益:+757.91ドル

損益率:+5.59%

 

ついに評価益がプラスになりました!(拍手)

一番最初のころに買ったSOXLをいったん売ろうと

指値したら3~4セントほど手前で失速して以来

ずっと値下がりを繰り返しナンピンを繰り返し

実施してきましたがようやくプラ転。

 

ここらで一息つきたいから売ってしまうと

意味が全くないですよね。

先週新しいSOXL投資について書きましたが

売りは買値の4倍か最安値の6倍のどちらか

低い方ってことで60ドルあたりになってますが

新しい投資法の買い方でいけば今頃

平均価格は15ドルくらいだったので

こちらも売りは60ドル付近になってきます。

 

ただ、今回は最初は週足ウィリアムズ%Rで

始めて途中に月足陰線となり、今は直近高値からの

下落率での投資になった為に平均価格は

20ドルくらいになってます。

 

なので売りも一旦は50ドル到達くらいで

売りたいんですけどいつくらいに戻りますかね??

50ドルまで戻って税引き前+20,000ドル

とりあえずにしてみたら十分です!!

 

ま、そんな皮算用してるとここから怒涛の

下げが始まるかもしれないのであまり言わないように

しておこうかと思いますが逆にまだまだ買いたいので

怒涛の下げを見せてくれてもいいよって

心の片隅では思っております。

 

 

↓↓↓22/5/9に作成した月足判断売買法です。

www.spxl.xyz


ナスダック100関連ニュース【8/4決算発表情報】

まいど~ 『おナス』です。

 

どんどん決算発表されているのでどんどん発表

今回は8/4の決算銘柄を7銘柄紹介していきます。

 

 

イーベイ【EBAY

【第2四半期】

営業収益:24億ドル

純損失:5.31億ドル

1株損失:0.96ドル

調整後1株利益:0.99ドル

 

 電子商取引(eコマース)大手の米イーベイが3日発表した4-6月期(第2四半期)決算は赤字に転落した。売上高とアクティブバイヤー数の減少が響いた。4-6月期の純損益は5億3100万ドル(1株当たり0.95ドル)の赤字。前年同期は107億3000万ドル(1株当たり15.68ドル)の黒字だった。調整後1株利益は0.99ドル。ファクトセットがまとめたアナリスト予想では、1株利益が0.66ドル、調整後1株利益が0.89ドルだった。

 

 売上高は24億ドルと、前年同期の26億7000万ドルから減少。アナリスト予想の23億7000万ドルを下回った。総取引額(GMV)は前年同期比18%減の185億ドルだった。アクティブバイヤー数は1億3800万人で、前年同期の1億5600万人から減少した。

 

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フォーティネット【FTNT

【第2四半期】

営業収益:10.3億ドル

純利益:1.735億ドル

1株利益:0.21ドル

調整後1株利益:0.24ドル

 

フォーティネットは、米国のネットワーク用セキュリティー・ソリューションのプロバイダー。ファイアウォール、次世代ファイアウォール、UTM(統合脅威管理)などネットワーク用のセキュリティー機器、関連ソフトウエア、保守サービスを提供する。本社はカリフォルニア州サニーベール

 

 

ブッキングホールディングス【BKNG

【第2四半期】

営業収益:43億ドル

純利益:8.57億ドル

1株利益:21.07ドル

調整後1株利益:19.08ドル

 

オンライン旅行会社ブッキング・ホールディングスが3日発表した4-6月期(第2四半期)決算は黒字転換した。世界的に旅行が回復するにつれ、新型コロナウイルス禍の影響が小さくなった。純損益は8億5700万ドルの黒字(前年同期は1億6700万ドルの赤字)。調整後1株利益は19.08ドルで、市場予想の18.19ドルを上回った。

 

売上高は42億9000万ドル(同21億6000万ドル)。ファクトセットがまとめたアナリスト予想は43億3000万ドルだった。キャンセル分を差し引いた旅行予約総額は57%増の345億ドル。グレン・フォーゲル最高経営責任者(CEO)は、7-9月期(第3四半期)の売上高は過去最高になるとの見通しを示した。

 

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アンシス【ANSS

【第2四半期】

営業収益:4.739億ドル

純利益:0.988億ドル

1株利益:1.33ドル

調整後1株利益:1.77ドル

 

アンシスは、米国のCAE(コンピュータ支援設計)ソフトウエア開発会社。電磁界・回路・システム、熱流体、構造など複数ドメインの物理現象を単独解析したり、連成解析できる総合CAEソフトウェアの「アンシス」を開発、販売する。本社は、ペンシルバニア州キャノンスバーグ。

 

 

ルーシッドグループ【LCID

【第2四半期】

営業収益:0.973億ドル

純損失:2.211億ドル

1株損失:0.33ドル

 

 新興電気自動車(EV)メーカーのルーシッド・グループが2022年通期の生産台数の見通しを引き下げた。これが嫌気され、同社株は3日の米株式市場の時間外取引終値比11.5%安と急落している。

 

ルーシッドは22年の生産見通しを6000〜7000台とし、従来の1万2000〜1万4000台から下方修正した。ピーター・ローリンソン最高経営責任者(CEO)は今回の下方修正について、「サプライチェーン(供給網)と物流の異例の問題を反映したもの」と説明した

 

 同社は3日の通常取引終了後に4-6月期(第2四半期)決算を発表した。1株損益は0.33ドルの赤字となり、赤字幅は前年同期の7.21ドルから縮小した。売上高は9730万ドルで、前年同期の17万4000ドルから急増した。ただ、ファクトセットがまとめたアナリスト予想の1億4550万ドルには届かなかった。

 

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データドッグ【DDOG

【第2四半期】

営業収益:4.061億ドル

純損失:0.0488億ドル

1株損失:0.02ドル

調整後1株利益:0.24ドル

 

データドッグは米国のソフトウェア企業。ITシステムの運用監視クラウドプラットフォームをSaaS形式で提供する。クラウドインフラやアプリケーションのモニタリングや分析、ログ収集、ダッシュボードでのリアルタイムデータの可視化と同期、アラート通知、API(ソフトウェアの機能共有)アクセス、各種システムとの連携機能などのサービスを提供。本社所在地はニューヨーク。

 

 

 

コンステレーションエナジー【CEG

【第2四半期】

営業収益:54.7億ドル

1株損失:0.34ドル

 

コンステレーションエナジーは米国のエネルギー企業。原子力、風力、太陽光、天然ガスおよび水力による約33,000メガワットの発電容量により、米国大陸の家庭や企業などにカーボンフリーの電力生産を基盤とするクリーンエネルギーを供給する。コンステレーション・ニューエナジー社とエクセロン・ジェネレーション社の2事業部門で構成され、米国、カナダ、イギリスで事業を展開。

 

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ナスダック100関連ニュース【アナリスト予測の精度と責任】

米株に戻った楽観センチメント、継続するのか

 

――筆者のジェームズ・マッキントッシュWSJ市場担当シニアコラムニスト

 

 市場の方向性を左右する投資家のムードの力が、先週は大いに発揮された。投資家たちは、非常に暗い気分から抜け出し、曇りがちなニュースの中からさえ、株価を支える幾筋かの光を見いだした。

 

 こうした光の中で最も重要だったのは、7月27日に米連邦準備制度理事会FRB)が0.75ポイントの利上げを決めた後のジェローム・パウエルFRB議長のコメントに対する投資家の解釈だ。パウエル氏はついに今回、FRBの次の動きに関するガイダンスを示すのを見送った。さらに、リセッション(景気後退)を確実に回避できるとの見方を示さず、来年には利下げに転じるのかとの質問に対しては、2023年に入ってもさらに金利が上昇するとの先月の予測内容を改めて指摘した。

 

 市場はこうした発言を無視した。米経済は減速しているようだとの認識をパウエル氏が示したことだけに、投資家は注目した(ただしパウエル氏は国内総生産GDP=統計の正確さに疑問を呈した)。これを受けて投資家らは、来年の利下げペースが想定よりも速くなることに賭けた。このため債券利回りは低下し、ナスダック総合指数は4%急騰した。このナスダックの動きは、1日の上げ幅としては、新型コロナウイルスパンデミック(世界的大流行)での落ち込みの後を受けた2020年4月の急反発以来最大となった。市場がFRBに戦いを挑んでいる格好だ。

 

 投資家らは、あまりにも浮かない気分になっていたため、良いニュースを待ち焦がれていた。今年に入ってからひどく暗いニュースが続いたことで株価は下落していたが、それは、より暗いニュースがなければ、株価のさらなる下落はないということも意味していた。すべてが暗く見える時には、雲の切れ間からのごくわずかな光でも、新たな1日の始まりのように見えるものだ。

 

その前日に発表されたハイテク大手の四半期決算でも、同じようなことが起こった。グーグルの親会社アルファベットは、利益と売上高の両方で予想を下回る結果となった。これは通常であれば株価下落につながるが、投資家は検索エンジンの広告に注目した。それは、それ以外は悪かった決算報告の中で、珍しく良かった部分だった。

 

 ただしそれは、極めて好調というほどではなかった。グーグルの広告は予想を0.9%上回っただけだった。しかし、株価を5%上げるのには十分だった。投資家はウォール街のアナリストよりも悪い数字を予想していたため、ごく小さなことでも彼らを満足させられたのだ。マイクロソフトの決算では、全ての部門の利益と売上高が予想を下回ったが、投資家はその報告を無視して、楽観的な見通しの方を重視した。これらのことが重なり、市場全体が押し上げられる形となった。

 

現実を無視して、聞きたいことにのみ耳を傾けるという対応は、おかしなことのように思える。しかし、市場がこのように反応するのには、正当な理由がある。市場参加者らは何か新しいことを気にかけるものであり、既に身構えていることには関心をもたない。投資家が悲観的になっている時は当然ながら悪いニュースを予想するものだ


各種調査は、投資家のムードが先月の非常に低い水準から改善し始めたばかりであることを示している。米個人投資家協会(AAII)によると、弱気筋の数が依然として強気筋の数を上回っている。今月発表されたバンク・オブ・アメリカの調査によると、ファンドマネジャーの現金保有率は不安感を背景に2001年9月11日の同時多発テロ以降で最も高く、リスク選好度は2008年のリーマン・ブラザーズの経営破綻後より低かった。

 

 オプション市場では価格下落に備える「プットオプション」への相対的な需要は、先月ほど極端ではないとはいえ、パンデミックが始まった後のブーム時よりもはるかに高い水準にある。この1年間の大半を収益予想の引き上げに費やしてきたウォール街のアナリストたちでさえ、大急ぎで予想を下方修正している。

 

 問題は投資家たちが明るい側面を見続けるのかどうかだ。市場のムードが依然として非常に落ち込んでいるため、しばらくの間は投資家が購入理由を探し出し続ける可能性はある。しかし、ナスダック指数は6月半ばの安値から17%上昇、S&P500指数は14%上昇しており、相場上昇維持のためには、単なるセンチメント以上の支えが必要だ。FRBの来年の動きについて、投資家の判断が正しく、FRBが間違っていなければならない。

 

 筆者が7月27日の記事で指摘したように、そうなる可能性はある。市場にとって極めて好ましい展開となる狭い道筋のことだ。それは、世界的な需要の落ち込みとサプライチェーン(供給網)の修復によりインフレが急速に低下し、深刻なリセッションの回避に間に合うようFRBが利下げに動き、現在の懸念が景気循環サイクルの中間での落ち込みにすぎないことが明らかになるというものである。

 

 筆者は依然として、2四半期連続でGDP成長率がマイナスとなった現在の定義上の「テクニカル・リセッション」がより深刻な問題とならないことを期待しているが、FRBが適切なタイミングで方針変更を図る可能性が最も高いとの確信を持っているとは、とても言えない。極めて確実なのは、ソフトランディング(軟着陸)がなければ、最近のセンチメントに駆り立てられた株価上昇は次第に弱まり、大幅下落後の一時的な小幅回復であるデッド・キャット・バウンス(死んだ猫でも高いところから落とせば弾む、という意味の相場格言)のように再び下げ相場になる運命にあるということだ。

 

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私見

決算は概ね悪かったが、思ったよりも悪くなかった

なので株価は上がった・・・というのをよく目にする。

 

市場予想よりも良かった・悪かった。

それが連続で増収増益でも予想より悪ければ売られる

次の四半期予測が予測より低ければ売られる。

 

短期的な株価はほんとアナリストの市場予想に

振り回されている。ただ、そんな市場予想って

どんだけ精度が高いんだろう?って思う。

 

市場予想に対して良かったり悪かったりで

株価が影響するなら結果よりも市場予想を基準とすれば

よくてそれならさぞ高精度の市場予想を

出してくれるんだろうと思いきや

直近の雇用統計なんてダブルスコアか!って程に

外している。

 

なのでアナリスト予想なんて信じて売買すると

すぐ買って、すぐ売って、で忙しい。。。

今回の年初からの下げでもナスダック100銘柄で

業績があまり落ち込んでいないのは

やはり株価は下がっていないですよね

 

業績は真実なのでそれをもとにして投資判断し

アナリスト予想なんてものには振り回されないように

しましょう。ま、おナスは決算も読めないので

価格だけを見て売買していますけどね

 

短期も長期も思惑も事実も株価に盛り込まれる

そしてよく株価は上にも下にも行き過ぎる

ってのを信条に投資やってます!!

 

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