いちのりの資産運用日記

積立投資しながら大暴落を待ち望むオトコの投資人生

ナスダック100関連ニュース【翳りが少しでも見えるとす~ぐディスる】

波乱に満ちたテク大手決算、経済の混乱が直撃

 

米テク大手の決算はいつになく波乱に満ちたものとなった。景気減速が広がる中、事業環境が急速に悪化している様子が浮き彫りになった。

 

ネット通販大手アマゾン・ドット・コムは2四半期連続で赤字を計上。同じ日に半導体大手インテルが発表した赤字決算は市場に衝撃を与えた。4-6月期(第2四半期)売上高の落ち込みはここ10年余りで最も大きいものだった。一方、フェイスブックを運営するメタ・プラットフォームズは四半期ベースで初の減収に沈んだ。マイクロソフトも、利益の伸びがここ2年で最も低水準に鈍化した。

 

インフレ高進やドル高、サプライチェーン(供給網)の混乱が続く中、消費者の購買意欲はしぼんでいる。だが、これまで市場が動揺するたびに持ちこたえてきたテク大手が今回のような決算になった原因はこれだけではない。低調なネット小売りやウエアラブル端末の不振、中小企業のIT投資への手控えなど、テク企業はあらゆる面で影響を受けている。

 

アマゾンのブライアン・オルサフスキー最高財務責任者CFO)は28日の電話説明会で、7.2%の増収となったにもかかわらず、「マクロ経済環境は非常に難しい」との認識を示した。

 

景気を巡る懸念はインテルからも聞かれた。同社は2022年12月期の売上高見通しを110億ドル(約1兆4700億円)下方修正した。デビッド・ジンズナー最高財務責任者CFO)は決算説明会で「マクロ経済環境は引き続き弱くなっており、リセッション(景気後退)のシナリオが現実のものとなる可能性がある」と語った。

 

販売はモノとサービスいずれも落ち込んでいる。インテルはPC市場が21年比で10%縮小するとの見通しを示した。マイクロソフトビデオゲーム収入が減少。グーグル親会社アルファベットは、広告主が支出を削っていると指摘した。メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、「デジタル広告事業に幅広い影響を及ぼす景気減速」への危機感を示した。

 

一方で、嵐をおおむね回避できた企業もある。アップルの「iPhone(アイフォーン)」の売り上げは市場予想を上回った。ティム・クックCEOはiPhoneの販売について、為替の影響を除けば、現在の経済動向の影響を受けていることを明確に裏付けるものはないと述べた。

 

とはいえ大半の企業は決算説明会で、製品やサービスの長期的展望を話題にしたにもかかわらず、アナリストからは事業の弱さに関する質問が浴びせられた。アップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン、メタの4-6月期売上高を合わせると、前年同期は上回ったものの、前期を1%余り下回った。

 

アップホールディングス・グループでハイテク株ETF(上場投資信託)「コンパウンド・キングス」を運用しているロバート・キャントウェル氏は、これらの企業は底入れした可能性があると指摘。「おそらく今回の成長率が、今後数年で最も低い数字になるだろう」と語った。

 

多くのテク企業にとって、この四半期は単に厳しかっただけでなく、今年に入ってからの市場環境以上に困難なものだった。メタによると、広告の平均価格は1-3月期に8%低下した後、4-6月期には14%低下した。ザッカーバーグ氏は「状況は前四半期より悪化しているようだ」と述べた。

 

半導体大手クアルコムは、高速通信規格「5G」対応製品の今年の出荷見通しについて、3カ月前の7億5000万個以上から6億5000万〜7億個に引き下げた。

 

世界にまたがる大手企業でさえ、海外での売上高を目減りさせるドル高の急速な進行で痛手を受けている。6月時点でドル高への懸念を表明していたマイクロソフトは、その後状況は悪化したと指摘。アップルは、7-9月期は為替変動による業績への影響が4-6月期より若干大きくなるとの見通しを示している。

 

テク企業はさまざまな混乱にもかかわらず、年々規模を拡大しているようだ。とりわけ新型コロナウイルス流行下でそれが顕著だったことを踏まえると、他の多くの企業よりうまく経済的ショックを乗り切れるかもしれない。

 

メタは四半期業績が悪化したとはいえ、それでも同社にとって過去4番目の高水準だった。アマゾンのクラウドコンピューティング部門AWSは33%の伸びを示した。マイクロソフトは今週、好調なクラウド事業が支えとなり、23年6月期の増収率が2桁に達するとの見通しを据え置いた。

 

それでもハイテク大手は支出に慎重になっている。メタは今週、22年のコスト見通しを従来の870億〜920億ドルから850億〜880億ドルに修正。インテルは22年の設備投資予算を約40億ドル削った。マイクロソフトは、サーバーやネットワーク機器の減価償却期間を延ばし、23年6月期の営業利益を37億ドル押し上げる方針を示した。混乱を前にして、テク企業の多くは事業の合理化を進めている。インテルは複数の非中核事業を手放すと発表。メタは優先分野の変更に伴うチーム再編により、今後1年で従業員数を減らすと述べた。グーグルは今月、年内は採用ペースを落とすと明らかにした。

 

グーグルとアルファベットのCEOを務めるスンダー・ピチャイ氏は決算説明会で、「企業は成長期には、必要な調整をすべて行う時間をいつでも割くのは難しい」とした上で「今のような時期は、ちょうど良い機会だ」と述べた。

 

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私見

調子よかったハイテクが少し躓くと

「ハイテクの時代はもう終わった!!」みたいな

論調で記事書かれるけどそれってハイテク以外の企業も

調子悪い所いくらでもあるでしょ!?って思う。

 

で、結局こういう記事を書いて将来はどうなの?って

ところまで書いてもらわないと今年や来年の

しょうもない予想だけ書かれても仕方ないのよ

長期投資家にとっては意味ないから・・・

 

記者はこれからの世界はハイテク企業は

まったく成長しないと思ってるんだろうか?

 

っていちいち目くじら立ててもしょうがないけどね

記者が将来のハイテク企業の展望が暗いと思い

それに同調する人が沢山いたとしても

おナスはハイテク株のこれからの成長を

期待してナスダックに投資を続けるので

どうかそんな想いに報いてくださいね (;^_^A

 

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