いちのりの資産運用日記

積立投資しながら大暴落を待ち望むオトコの投資人生

ナスダック100関連ニュース【カネがモノをいう時代はこれからも続く】

アマゾンの野心、医療分野にブースター注入

 

――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」


  アマゾン・ドット・コム について確かに言えるのは、簡単には諦めないということだ。

 ハイテク大手各社が示す勢力拡大の野心に対し周囲からの敵意があからさまになっている環境でも、最大手のアマゾンは止まらない。同社は年間売上高が今年5000億ドル(約68兆7000億円)を超えるとみられており、今年初めにはハリウッドの映画製作大手MGMを買収。今度は診療サービス企業を狙っている。同社は21日午前、「ワン・メディカル」の名でプライマリーケア(一次総合診療)サービスを提供するチェーンのワンライフ・ヘルスケアを現金39億ドルで取得することで合意したと発表した。

 今回の買収は、2017年の高級スーパーマーケット大手ホールフーズ買収時の137億ドル、今年3月に完了したMGMの85億ドルに続き、アマゾンにとって過去3番目の規模の案件となる。MGMの買収は完了までに1年近くと、ホールフーズ取得時の2カ月弱に比べてかなり時間がかかった。規制当局や議員たちは、ハイテク大手の支配が新たな分野に拡大することを懸念し、こうした買収案件を精査するようになっている。

 支配拡大を懸念する議論は、国内興行収入のシェアが2002年以来4%を超えていないMGM(映画興行収入追跡サイトのザ・ナンバーズ調べ)の場合、拡大解釈気味だった。同様に、ワン・メディカルの買収でアマゾンが全米トップの診療サービス企業になることはない。スタイフェルのクレイグ・ジョーンズ氏によれば、ワン・メディカルの昨年の営業収入4億9300万ドルは、米国の商業保険が一次総合診療に支払う合計年間支出額の1%に満たない。また、アマゾンの財務状況に大きな変化を起こすこともないだろう。ワン・メディカルは今年、年間売上高が10億ドルを超える見通しだが、アマゾンには現在、プライム会員プログラムなどのサービス利用料だけでその35倍を超える収入がある。

 ただ、アマゾンは以前からヘルスケア分野に参入したいとの熱意を持っていた。2018年にはオンライン薬局のピルパックを買収し、同年、従業員の医療費を削減する新たなシステムを開発するため、米金融大手 JPモルガン および投資会社 バークシャー・ハザウェイ と野心的な合弁事業を立ち上げた。この合弁事業は結局自らの野心に屈し、3社は昨年この事業を終了した。

 それに比べ、既存の診療サービス企業の買収はもう少しスムーズにいくはずだ。バーンスタインのアナリストは21日、ワン・メディカルの買収はアマゾンのオンライン薬局との間で「クロスセリング・シナジー(相乗効果)」を生むはずであり、雇用主への新たなサービス提供の根幹となる可能性があるとの見方を示した。また、拡大を続けるアマゾンプライム会員の抱き合わせサービスで新たな特典になる可能性についても推測している。ワン・メディカルは既に年会費モデルで運営されているからだ。アマゾンの株価は、小売売上高の低迷から今年に入って下落傾向だったが、21日は同社の最新の買収のニュースで1%高となった。この市場では、少し投機的な合併・買収(M&A)は、まさに「ドクターの指示」と同様の効果があるようだ。

 

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私見

アマゾンはじめGAFAMも10年後・20年後は

どうなってるかわからんで~って良く言うのですが

直会社分割を国とかから言われなかったら

そのままGAFAMはGAFAMのままかもしれませんね

facebookは社名も変わりましたし今のままだと

 GAFAMから除外されそうな気がしますが・・・)

 

何でそのままかって言うと上記記事のように

どんどん買収を繰り返して更に規模の拡大を図ることが

潤沢な資金力を背景に可能だということです。

 

ワンメディカルは小さい会社かもしれませんが

マイクロソフトが買収したアクティビジョンリザード

ナスダック100構成銘柄ですしね。

また画期的な技術を持った会社が出てきたとしても

それが上場する前とか上場して間もないころに

どんどん買収される気がするのでGAFAMの

牙城を脅かすまでには至らないってことです。

 

それでも10年後・20年後もしかしたら

とってかわる企業がでてくるかもしれませんが

その時にはその企業はすでにナスダック100の

構成銘柄になってるでしょうからあまり

気にしなくてもいいかもね

(ナスダック市場に上場する銘柄であれば)

 

10年後・20年後のナスダック100構成銘柄は

どんな企業で構成されているんでしょうね

 

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