いちのりの資産運用日記

積立投資しながら大暴落を待ち望むオトコの投資人生

ナスダック100関連ニュース【不況の影響はこれから織り込む?】

アップルの株価、不況の影響織り込まれず

 

――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」

 

 米アップルという企業は、「新しい」という形容詞をつけられるほど新しいわけではないが、創業46年になる同社の現在の姿は、世界的な不況でその底力が実際に試される経験をしたことがないという点で十分に新しい。

 投資家は現在、そのことを織り込んでいない。確かに、アップルの株価は、ハイテクセクターの他の企業同様、過去数カ月は大きな打撃を受けた。だが、同社の年初来株価は依然ナスダックや同業他社のほとんどをアウトパフォームしており、過去12カ月の騰落率がプラス圏にとどまっている数少ない銘柄の一つだ。

 アップルの予想PER(株価収益率)は現在21倍と、S&P500種指数に対して38%のプレミアムとなっている。同指数に対するプレミアム幅は5年平均を29ポイント上回っており、時価総額1兆ドル(約135兆8000億円)規模の同業他社(マイクロソフトアマゾン・ドット・コム、グーグルの親会社アルファベット)のいずれの幅よりも大きい。

 アップルのこうしたプレミアムは、ますます多くの専門家や経営者が予想しているように急激な世界経済の後退が起きたとしても、ガジェット購入者は、アップルの主力商品「iPhone(アイフォーン)」をはじめとするデバイスを買わなくなることはないという確信を反映している。アップルは実際、過去の不況をうまく乗り切ってきたが、過去2回の不況は、「ニッチなコンピューターメーカーだったアップルを根本的に変えた製品」の発売時期と一致していた。アップルが携帯音楽プレーヤー「iPodアイポッド)」を新発売した2001年末は、「ドットコムバブル」の崩壊に端を発した不況の真っ只中にあり、初代アイフォーンが発売された2007年は、直近で最大の不況をもたらした世界金融危機の直前だった。

 特にアイフォーンの発売は絶好のタイミングであり、折り畳み式携帯電話とブラックベリーが支配していたモバイル機器市場に革命を起こした。アイフォーン発売後最初の1年となった2008年は、米国の国内総生産GDP)が2%縮小したにもかかわらず、アップルの売上高は50%の大幅増となった。アイフォーンはまた、アップルの収益力をガラリと変え、同社の年間粗利益率は、スマートフォン事業に参入する前の10年間平均と比較して10ポイント超増加した。

 だが、アイフォーン事業は今や大規模で成熟したビジネスになっている。また、アイフォーンは既に、5Gへのアップグレードに対する通信事業者のインセンティブを主な要因とする堅調な販売サイクルを経ている。アップルの収益基盤は現在15倍に拡大し、その中には成長中のサービス部門も含まれているが、やはりハードウエアが同社の総売上高の80%以上を占めている。サービス部門においても、アプリ配信サービス「アップストア」のダウンロードなどのカテゴリーによる取引量に左右される要素が大きい。バーンスタインのトニ・サッコナギ氏の推計によると、アップルの売上高のうち経常的(継続的)なものは10%未満で、ハイテクハードウエアメーカー大手の中では最低の水準だ。

 このため、アップルは多くの人が考えているほど急激な世界的不況に強いわけではないかもしれない。アナリストは現在、4-6月期のアップルの売上高を前年同期比横ばいと予想しているが、これは主に中国での新型コロナウイルス感染症対策のロックダウン(都市封鎖)による制約が同社のデバイスの生産および需要の両方に影響を与えた結果を踏まえたものだ。

 

だが、ウォール街の予想では、その影響も短期間にとどまり、アップルは2022年の残りと23年に再び成長するとみられている。ただ、モルガン・スタンレーは先週発表した最新の消費者調査で、高所得層の55%がインフレを理由に今後半年間は電子機器への支出を減らす、との警告的な見通しを示した。モルガン・スタンレーは、アップル株の投資判断を「買い」推奨で維持しているにもかかわらず、アップルに対する市場予想を「まだ引き下げる必要がある」と注意を促している。もちろん、同社が「アップルカー」を走らせる準備ができていない限りは、だが。

 

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私見

記者はアップルの将来性に疑問を持たれているようですね

 

おナスもスマホiphoneですがSE初代なので

アップル信者ではないのかなと思います。

 

そろそろSE初代も厳しくなってきたので

SE2代目か3代目にかに変えようかと思ってますが

今年はまだ大丈夫かな??

 

Macbookを持ち、iphoneを持ち

その他ガジェットを色々と持ってる方は

これからも信者を続けるのかわかりませんが

結局それだけの魅力にはアップルにあるのか

アップルを持つことがステータスになってるから

そんな自分に酔ってるのかわかりませんが

しばらくはまだアップルの優位性は

続くんではないでしょうか?

 

アップルカーよりもアップルハウスとかの方が

早く実現しそう・・・構想にはないだろうけど

 

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