いちのりの資産運用日記

積立投資しながら大暴落を待ち望むオトコの投資人生

ナスダック100関連ニュース【ブロードコムの成長戦略】

まいど~ 『おナス』です。

 

いつもマネックスの米国株サイトでニュースを

いろいろとピックアップしてまして

基本的には登録しているナスダック100銘柄に

関連する記事をアップするようにしているのですが

たまにナスダック100関連以外で良い記事が

あるかなと思い物色しているとけっこう

紹介したい記事もたくさんあって目移りしちゃう

 

今は5~6時間ほど間隔をあけて配信していますが

3時間くらいにしておかないとネタで

溢れ返ってしまいそうです。。。

 

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VMウェア買収、試されるブロードコムの成長戦略

 

 ――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」

 半導体製品大手ブロードコムは、お金を使いたくてうずうずしていたようだ。しかも、大金をだ。

 合併・買収(M&A)に積極的な同社が、ソフトウエア市場に最初に狙いを定めたのは2018年。CAテクノロジーズを189億ドル(当時のレートで約2兆1200億円)という破格の金額で買収した。しかし、その成長戦略は、ソフトウエア会社のバリュエーション高騰によって、一段と高くつくことになった。S&P500ソフトウエア・サービス株指数は、CA買収時から同指数がピークをつける昨年終盤までに120%上昇し、同期間のS&P500種指数上昇率の2倍近くとなった。同社は昨年、株式非公開のソフトウエア会社SASインスティテュートに買収を仕掛けたが、待遇に寛容な社風が失われることを恐れたSAS社員の反発に遭い、交渉は破談に終わった。

 だが今やソフトウエア会社は、市場全般の下落でバリュエーションが急落し、以前ほどえり好みしている余裕がなくなっている。こうした現状に加え、会社のフリーキャッシュフローが着実に増加していることから、ブロードコムは再び思い切った買収に乗り出したようだ。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は22日夜、同社がヴイエムウェアと買収に向け協議していると報じた。昨年終盤にデル・テクノロジーズからスピンオフ(分離・独立)したヴイエムウェアの時価総額は、今回の報道前は約400億ドルとなっていた。WSJは23日午後、両社が約600億ドルで買収することを目指し交渉を続けていると報じた。

 それが実現すれば、ブロードコム史上最高額での買収となるが、それでも2018年に半導体大手クアルコムに提示した買収額の半分程度だ。この買収計画は最終的に、ホワイトハウスによって頓挫に追い込まれた。今回の報道を受け、ブロードコムの株価は23日の取引で約3%下落したものの、今のところ反応はおおむね肯定的だ。バーンスタインのステーシー・ラスゴン氏は、ブロードコムM&A実績に言及し、「ホック(ホック・タン最高経営責任者=CEO)」はソフトウエア企業にしろ他の企業にしろ、まずい買収はまだ行っていない」と述べた。

 また、この買収により、ブロードコムは「ソフトウエアにちょっと手を出した半導体企業」という立場から脱却できる。ヴイエムウェアの年間売上高は現在約130億ドルと、ブロードコムのソフトウエア事業売上高の約2倍に上る。ウォール街の両社に関する現在の予測によると、ブロードコムの現会計年度(2022年10月期)内に買収が完了した場合、来年度の総売上高に占めるソフトウエアの割合は約45%に達する。しかもその間、半導体事業の年平均成長率は2桁になる見通しだ。

 しかし、それはブロードコムがヴイエムウェアのビジネスを自社に合うように、どれだけ修正するかにかかっているかもしれない。ソフトウエア会社は通常、高成長率を目指して営業とマーケティングに多大な費用をかける。一方、ブロードコムは昨年11月のアナリスト説明会で、1桁半ばの増収率と70%台の営業利益率を目指す方針を明らかにした。これは、ソフトウエア会社とは逆のアプローチを好んでいることを示している。ヴイエムウェアは通常、売上高の約32%を営業とマーケティングに費やしており、今年はビジネスのクラウドモデルへの移行に伴い、調整後の営業利益率が30%を下回る見通しだ。

 ブロードコムは、他に何か考えがあるのかもしれない。

 

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私見

新たな売り上げ・利益を見込むには買収を行った方が

手っ取り早い時もある。

 

高い買い物だから必ずしも良い結果をもたらす事でもなく

安い買い物だからといって銭失いかといえば

そうでもない時もある。

 

往々にして高い価格が正当な評価のもとで

行われていればそれはいい買い物なのかもしれない

 

ブロードコムいとってVM wereが良い買い物だったかは

今からわかると思うが、株価が全体的に軟調な時に

縮こまるのではなくこんな風に攻める事で

却ってよくなる事もあるので軟調な相場も

時には必要なんだなぁと感じた。

 

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