まいど~ 『おナス』です。
今日の米国市場はあと30分弱でスタートしますが
話題はネットフリックスなんでしょうね
そんなネットフリックスが第一四半期の決算を発表を
しましたので報告したいと思います・・・
ってこの情報今朝の5時くらいのニュースなんですね
だいぶ鮮度が落ちて半額シールが貼られてそうな
情報ですみません。。。いやすでに廃棄か?
【第一四半期】
営業収益:78.7億ドル
(前年同期比+9.8%)
営業利益:19.7億ドル
(前年同期比+0.6%)
純利益:16億ドル
1株利益:3.53ドル
(市場予想は2.91ドル)
ま、単純な利益率だと20%超えてるので
並の企業なら手放しで喜ばれるんだろうけど
そこはネットフリックス、そうはいかないんですね
ザラ場開始30分前の今で株価は
28%も下落しています!!!
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ネトフリ会員数、天井打ちか
ストリーミングサービスについて言えば、2億2200万が急成長の新たな壁となっているようだ。
米ネットフリックスの有料会員数は、1-3月期(第1四半期)にロシアでサービスを停止していなければ、この数字を突破していたはずだった。そうした影響などから、同社の有料会員数は前四半期比で約10年ぶりに減少に転じた。
19日午後に行われた第1四半期決算発表では、4-6月期(第2四半期)には会員数が200万人減少するとの見通しも示した。ちなみに、同四半期にはネットフリックスで最も人気のある番組の一つ、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の最新シーズンが配信される。
その結果、ネットフリックスの上期の会員数は、アナリスト予想を約780万人下回る見通しだ。これは、会員数の減少ではなく、伸び鈍化を織り込んでいた投資家に悪材料と受け止められた。
ネットフリックス株は決算発表後の時間外取引で25%余り下落した。この下げが朝まで続けば、同社は年初来で時価総額の3分の2以上を失うことになる。
ネットフリックスは、最新の決算に競争激化が影響したことを認めた。しかし、市場をリードする同社の成長頭打ちの可能性は、ストリーミング市場に殺到しているメディア大手の長期成長という目標に不吉な予兆となる。
ネットフリックスの決算発表後、ディズニー、パラマウント、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの株価は軒並み4〜5%下落した。ディズニーは、ストリーミングサービス「ディズニープラス」の会員数が2024年度末までに2億3000万人以上になるとの見通しを維持している。
理論上は、ネットフリックスは頭打ちしていない。調査会社モフェットネイサンソンとハリスXが米国のブロードバンド利用世帯を対象に最近行った調査によると、回答者の約56%がネットフリックスを利用していると答えている。
しかし、この分野を概して開拓した市場覇者として、ネットフリックスはおのずと次の課題に直面する。同社のサービスについて既に聞いたことはあるかもしれないが、現在のところまだ契約を拒んでいる人たちを取り込むことだ。また、有名な映画やテレビコンテンツがそろった独自の在庫を持つメディア大手の参入で、現在は市場の競争もし烈化している。ネットフリックスは19日の株主宛ての書簡で、成長に影響している「四つの主な相互に関連する要因」の一つに競争を挙げた。
そのため、ネットフリックスは今後、基盤からさらに利益を絞り上げることに力を入れる意向だ。同社は19日、2億2200万近い既存会員が所有するアカウントを他の1億以上の世帯が使用しているとし、パスワード共有が大きな問題であることを認めた。
同社は既にそうした視聴者の一部を有料会員に転換させるためのプログラムをテスト中で、それが「短中期的に大きな商機」になるとした。しかし、利益を搾り取る会員自体が減っている現状では、ただ乗り視聴者の転換はあまり魅力的に映らない。
引用元:2022 Dow Jones & Co. Inc.
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ネットフリックス、広告付き低価格配信サービスの提供検討
米動画配信大手ネットフリックスは19日、1-3月期(第1四半期)の会員数が過去10年余りで初の減少となったことを受け、会員基盤の強化に向けて、広告付き低価格配信サービスの提供を検討していると明らかにした。
創業以来、会員がCMなしで視聴できることを売りにしてきたネットフリックスにとって、これは大きな方針転換となる。同社は競合サービスとの競争激化に直面しているほか、会員の間で横行するアカウント共有への対応にも追われ、売上高が伸び悩んでいる。
ネットフリックスのリード・へイスティングス会長兼共同最高経営責任者(CEO)は19日、1-3月期決算に関するアナリストインタビューで、広告付きサービスは非常に理にかなっていると述べた。
「当社に詳しい人であれば、私が広告の複雑さを嫌い、サブスクリプションの簡素さを大いに好んでいることを知っているだろう」とした上で、「だがそれと同じくらい、消費者の選択も大事だと考えている」と述べた。
ネットフリックスが同日発表した1-3月期の会員数は前期比20万人減となった。同社では250万人増を予想していた。さらに、4-6月期(第2四半期)に世界の会員数が200万人減るとの見通しも示した。
引用元:2022 Dow Jones & Co. Inc.
~~私見~~
グロース株は成長が止まった時に大いに売り込まれるのが
世の常ですがネットフリックスも同じ道を辿ってますね
利益率が20%もあってもアナリストの予測に
届いていなければ売り込まれる。
売上高も利益も前年同期比より上昇し、
1株あたり利益も市場予測よりも高いが
新規会員減がそんな情報をすべて無視した
もっとも大きな売り要因なんだろうね
ただ、上のニュースでもあるように今まで広告を
つけてなかったのを付ける様になったらどうなる?
広告が嫌なユーザは一定数居るがそれほど気にならない
人が大半ではないだろうか?5分見るたびに15秒の
広告が流れてたらさすがに嫌気がさすが
自然と流れる広告で5~10秒程度なら許容かな?と思う。
これで仮に広告料がとれるようになれば
収益はまた上がるのかな?とも思うがそうは
簡単な話でもないのか、そんな簡単な話なのかは
分かりませんね。
今回の下げが絶好の買い場何なのかどうかは
10年後くらいに答え合わせするつもりで
買えばそんなに悪くないのかも。。。
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